■ハンドパワー尽きた? マリックさん、超魔術館閉館http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/kiji.php3?&d=20060204&j=0024&k=200602042262

超魔術館は二○○四年七月に開業。昨年十一月末、人間が鏡の中を通り抜ける「貫通の部屋」など、超魔術を演出する機材が故障し、「ハンドパワーで修理を急ぐ」と張り紙を掲示した上で、臨時休業していた。

次は、「ふじいあきら館」を望む。


正直者や嘘つきの目のように真実のほうを向いておらず、単に自分の発言で切り抜けるにあたって有益なときだけ真実のほうを見ている。自分の発言が現実を正しく描いているか気にしない。目的にあわせて適当に選び出し、あるいはでっちあげるのみである。

ここ最近の事件の本質を知るには必読。
http://www.yomiko.co.jp/bushido/index.html

読売広告社でなにやらおもしろ気なコンテンツがアップされている。KAGOYA自動車が開発したコンパクトかごシリーズ『SAKURA』の広告コンペを、四社競合(読広軍・大日本軍・歌舞伎軍・日の出軍)で巡る戦乱。

読広軍では、CD総大将・AE奉行・AP軍師・デザイナー侍コピー侍・AD奉行・プランナー侍によって軍議が開かれ、最初の広告展開を三択から選ぶことになるのだが、その選択肢は現代広告トレンドそのものだ。

①人気アニメキャラ起用作戦
②世界のシロサワ起用ショートムービー作戦
③城下町カラフル広告ジャック作戦

さらにこの戦場では選んだ広告展開から、以下のような三択へ。


①を選んだときの戦場の選択肢

・アニメ番組タイアップ攻撃
・街中ラッピング駕篭攻撃
・キャラクターグッズ攻撃

②を選んだときの戦場の選択肢

・ロードムービー輝美&留衣攻撃
・シロサワ監督おまかせ攻撃
・チャンバラアクション攻撃

③を選んだときの戦場の選択肢

・クリエイティブ主導で奇襲攻撃
・クエイティブとメディアを融合して中央突破
・斬新なメディア戦略で展開攻撃

勝利条件は戦況にあった攻撃と、奥様方への配慮という感じ。
健闘を祈る。

PS
おそらく各軍のイメージは大日本軍(≒電通)、歌舞伎軍(≒博報堂)、日の出軍(≒ADK)か。
コストパフォーマンスの高い映像コンテンツとして、Gyaoなどのドラマジャンルが韓流ドラマ化している状況は必然かもしれないが、オバちゃんたちにとって、キタコレなテーマパーク計画がぶちあげられたようだ。

■韓流スターにも会える!ソウル近郊にテーマパークhttp://www.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20060111i317.htm

とくにこの一文には「そこまでやるか」感をはるか斜め彼方に越えてすぎて、感動すら覚える。

敷地内には芸能プロダクションや芸能人用住宅も誘致し、実際に韓流スターと会うことも可能という。

テーマ性とターゲティングとしてはこれほど分かりやすいテーマパークもないわけだが、テーマパークにおける、そのテーマ性の明快さが興行的成否を担っているという点は、『東大オタキングゼミ』にもあったなあ。http://www.netcity.or.jp/OTAKU/okada/library/books/multi/No1.html

ところが、世の中にはわかりにくいコンセプトのがあるんですよ。まさにレオマワールドなんかがそうで、「レオマワールド行こう」「そこ何?」っていわれたら、「えーっと、瀬戸内海にあるディズニーランド」としかみんな答えられない。その意味ではテーマ性っていうのがはっきりしないと、テーマパークというのはなかなか人を呼べないです。

そういえばレオマワールドって閉鎖されたと思ったら、おととし復活してたんだね。
去年も書いたが個人的に年が開けて、最初に読む本は『人生の時刻表 』が恒例になっている。この本は、自分と同じ年齢のときに、偉人(変人?)たちが当時どんな境遇の中にいて、どんな転機を向かえ、何を成し遂げ、何に挫折したのかを知ることができる。とにかく一年の初めに読むには最適だ。今年はざっと33歳のころの有名人たちのエピソードを読んでみて、つくづく思うのは「みんないろいろあったんだね」ということ。ありきたりだが。

井深大(M41・4・11)昭和16年
日本測定器月島工場で軍需産業を生産中、海軍中尉の盛田昭夫と知り合う。
内田裕也(S15・11・17)昭和48年
樹木希林と結婚。初対面はTBS『時間ですよ』のスタジオ。
角川春樹(S17・1・8)昭和50年
父・角川源義の死後、角川書店社長に就任。
梶原一騎(S10・9・4)昭和43年
『巨人の星』で劇画隆盛時代をきづいた梶原は、その連載のいっぽうで同じ『少年マガジン』に、本名をつかって『あしたのジョー』を連載開始する。
黒澤明(M43・3・23)昭和18年
みずからメガホンをとったのがこの年に公開された『姿三四郎』。
加山雄三(S12・4・11)昭和45年
母がなくなり、重役に名を連ねていた『ホテルパシフィック茅ヶ崎』が倒産し、税金未納の追微金とあわせて四億の負債をかかえる。
竹村健一(S5・4・7)昭和38年
英文毎日新聞を退社。山陽特殊製鉄にスカウトされて調査部に就任。しかしワンマン会社であったため、社長と意見があわず一年で退社する。
立川談志(S11・1・2)昭和44年
衆議院議員に立候補して落選する。
松本零士(S13・1・25)昭和48年
上京したてのころの、きたない四畳半での生活をモチーフに描いた『男おいどん』が大ヒット。
盛田昭夫(T10・1・26)昭和29年
東通工の専務取締役としてトランジスタの特許取得をはかるため初渡米。ウエスタン・エレクトリック社と当時の金で十万ドルで契約し、のちの大飛躍につながる基礎技術を取得した。

この面子の中ではジェットコースター並みの浮き沈みという点では、角川春樹が一つ頭抜きん出ているか…。なぜか『男たちの大和/YAMATO』も観客動員が100万人を突破してるし。まったく観る気にならないが。
とりあえず2006年のブログは大量のスパムトラックバック削除からはじまったな。